利益の計算の入力箇所
アナリティクスの登録で,「平均単価」、「金額の通貨単位」、「営業転換率」そして「リピート回数」の4つを入力する必要があります。これらを適切に設定する事で売上計算シート内の分析がうまく機能します。
また一度設定した後も、何度も値を再設定しその度にレポートを作成することができます。より価値の高いレポートを生成しましょう。
平均単価、金額の通貨単位、営業転換率、リピート回数とは?
平均単価
お客様一人あたりどのくらいの売上があるかを入力します。例えばTシャツ専門のECサイトで、その平均の値段が5000円だとしたら「5000」と入力してください。また例えば人材紹介会社のWebサイトで、1件制約あたり約150万の売り上げになるとしたら「1500000」と入力してください。
金額の通貨単位
通貨の単位を「円(¥)」と「ドル($)」から選択してください。
営業転換率
お客様からの問い合わせが発生してから売上に至る確率を入力します。例えばECサイトでしたらWebサイトでの制約(購入)で完結し、そのまま100%の確率で売り上げに結びつくため「100」と入力してください。またコンサルティング会社のWebサイトで、Webから問い合わせがあったうち、実際受注に繋がる確率が30%だとしたら「30」と入力してください。
リピート回数
顧客の平均的なリピート回数を入力します。例えばコンサルティング会社で顧客満足度が高く、一度お付き合いすると大体3回はその後仕事を頼まれる、という場合は「3」と入力してください。またハウスメーカーなど、一度制約(購入)されたらその後継続し購入するというケースは稀だ、という場合は「1」と入力してください。
「利益の計算」を入力していないとどうなるの?
実際の画面を見ていきましょう。
まずレポート登録時、「利益の計算」において入力を行わなかった場合です。
上図のように、営業転換率以降の項目が全て0となり、生涯売上予想を計算する事が出来ません。さらにレポートの文章から分かるように、1アクセスあたりの直近売上や生涯売上を把握する事もできません。
一方、「利益の計算」の全ての項目において入力を行うと、生涯売上予想をはじめとして、受注件数など細かい指標の予測ができます。ビジネスを進める上で非常にこれらは役立つでしょう。
いかがでしたでしょうか? 「利益の計算」において適切な設定をしないとKOBITのレポートを存分に活用する事ができません。今まで入力をしていなかった場合は、是非今後入力をして価値の高いレポートを生成してください。
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